2020年10月30日金曜日

[13] アメリカでの初引っ越し前夜

 明日アメリカではじめて夫婦生活を開始したアパートから退去する。

なんだか少し感慨深い。我々夫婦は結婚式の3週間後には国境をまたぐ別居婚だった。アメリカでの最初の1年は単身でシェアハウスに入っていた。

妻が渡米する前、妻が調べる→僕が見学するというコンビネーションでたどり着いたのが今のアパート。歩いたら3分のところも、カートを運転して2分で行って内見したのが面白かった笑 ポスドクの給料が低いのと、妻がすぐには働けない状態だったので審査ではじかれるんじゃないかと心配したが、普通にすんなり通って拍子抜けしたこと。 妻がIKEAで買った家具をあっという間に全部組み立てたこと。 みんなで集まって楽しんだバーベキューや火鍋。 妹が友達を連れて旅行に来たこと。 パティオから盗まれた自転車と禁止されているパティオでの炭火使用をする上意味のわからない騒音クレームを大量に入れてきた謎の住人(結局この人たちは我々より先に退去した、退去理由を作るためのでっち上げクレームだったようだ。。)。

色々なことが懐かしい。そして何よりYouTube新妻免疫塾はこのアパートの一室から生まれたのだ。テレビもラジオもアプリ番組の出演も講演も本の執筆も全部この部屋で行われた。

是非とも何十年も生き残って、将来遊びに見にきた時に昔を懐かしく思える状態であって欲しい。

そして次の住処は一軒家、妻にとっては人生はじめてとのこと。いい思い出がたくさん作れますように。

ところで、、返却しなくちゃいけないあと1組のスペアキーはどこだ笑 


2020年10月28日水曜日

[12] 経過は良好です

今日は短めにあったことの記録を。

6本の抜歯から2週間が経過、痛みはかなり少なくなり体への負担が少なくなってきた。しかしながら歯の土台である歯槽骨と呼ばれる骨が歯茎を破って少しだけ露出してしまっており今日はその経過観察に行ってきた。ググってみた感じだと歯槽骨鋭縁というものにたぶん該当しそうだ。

前回歯科助手さんに露出部を除去しなきゃ行けないかもと言われていたので若干緊張のもと診察へ。

挨拶をし、マスクを外し、綿棒を使って口腔内を観察。

Kouta, you are doing a good job!

とのこと、何がグッジョブなのかはよく分からないがまぁ褒められているのでよしとしよう。

心配していた歯槽骨の露出も、そのうちでっぱっている部分が欠けて落ちる可能性が高そうだということで経過観察することに。また2週間後の診察を予約。

不安な思いをして損したが、一安心。


英語について新たな学びを追記。電話の#ボタンはsharp keyではなくpound key。クレジットカードの更新の電話で意味がわからず一苦労だった。

gasの発音をガスにしちゃうと通じない、どっちがというとカナカナならギャスに近い。



[11] 突如物事全てに自信をなくす時

物事ってなんでも波だなと思う。

あれ最近仕事が詰まってなくて少し余裕あるぞ、と思ったのも束の間重い仕事が雪崩のように押し寄せてくる。

いい結果が続く時もあれば、何をやったってうまくいかない時もある。

今日書きたいのは気分・メンタルの話で、誰にでも差はあれど波が必ずあると思う。自分もあって、波になってるんだな、と気がついたのが博士課程の後半に入った頃だった。

こうした気持ちの波が制御できなくなるくらい大きく触れたり、沈んでしばらく戻って来れなくなったりする状態であったらプロのサポートが必要な状態だ。

真面目な人・やさしい人ほど陥りやすい、本当に悲しいほど。自分でいうのも変だけれど、僕は根っこは真面目で・人にやさしくする気使いなので、素因があると思っていて気をつけないとなと思って生きている。

気分は波なんだという腑に落ちる感覚を得て以来、なんだか調子がいいな、いつもより集中できるな、という日があってもちょっともの足りないくらいにしておく。

なんだか何にもやりたくない、何にも自信がもてないという時は、その状況下にやりやすい仕事内容だけに抑えてしっかり睡眠をとる。

若さもあり、職業柄もあり、いろいろなことに気を使わず自堕落な生活を送ってきたけれど、これが波を荒立てる原因になるんだと気がつき始めた。

特に大事なのは睡眠。自分は寝ようと思ったらいくらでも眠れるほどロングスリーパーなのだけれど、これを削ると如実に気分が下がる。何もかもうまくいかない感じ、周囲の人やSNSで活躍する人がとてつもなく優れていて遠く先を行っているように感じて自信を無くす現象が再現性を持って生じた。比べない方が良いと頭ではわかっているんだけどね。

お酒を飲み過ぎると睡眠が浅くなるので、飲み過ぎた次の日がイライラしやすいことも気がついた。これは24歳くらいの時には気がつけた記憶。水分補給をしっかりして今日はイライラする日のはずだと自分に言い聞かせて過ごすようになった。

生活のリズムもとても大事、朝まで仕事してそこから寝る、みたいなことは昔よくやっていたけれどこれもしんどくなる。

規則正しい生活を送りましょう の本当の大切さが、ちゃんと痛みでわかるようになった自分は昔より成長したなと感じる。

これもよく聞く話ではあると思うけど、気圧の変化・季節の変わり目・風邪をひくなどはマイナスに働くことがある。風邪をひくというのは病原体に感染していることになるのだけれど、こういった時に出る炎症性のサイトカインが sickness behavior と呼ばれる行動を誘発するといった研究も数々行われている(自分が読んだことがある論文は動物ばかりだけれど)。病気の時に、無気力・倦怠感・好奇心の低下・食欲の低下・眠気を生じたりする現象をさす。生物の生存戦略上、感染して病気に対する免疫応答が活発に起きている個体が、元気に動き回って他の仲間と接触しまくったら困るわけなのだ。なんか最近テンション上がらないなと思っている時に、体調が悪くなる予兆だったという経験も個人的に数回あった。

緩やかに波が推移することもあれば、突如落ちるなんてこともある。そんな時自分が何をするかを書いてみる。医学的なエビデンスを調べてやったとかではない、個人的な経験に基づく話だ。

最近自分の体にあっているなと思ったのは、急に落ちた朝は一杯の暖かいコーヒーを飲むこと。暖かいことが大事なのか・カフェインが大事なのかよくわからないけどこれでふっと一段階回復することがある。ただし濃かったり飲み過ぎたりすると逆に緊張が高まって、不安で疲れてしまうような時間が続くこともある。あと、最近大学内の売店で売っているアイスコーヒーがとてつもなく自分の体に合うことがわかった。再現性があるので何が原因なんだろうと不思議に思っている。

あとはシャワーをしっかりと浴びる。本当は湯船につかりたい。本当は湯船につかりたい。ミスではなく心の声だ笑。 体温が上がることって大事なことなんだと思う。アメリカに来るとポンコツみたいに水圧が弱いシャワーヘッドがあるのだけれど、水圧の弱いシャワーはとてつもなくストレスになることに気がついてからは、良いものに付け替えるようになった。

あとは紙に頭の中にあることを書き出すのも良い。モヤモヤしている時って大抵の場合頭の中で何本もの糸がこんがらがっている。その糸を一本一本引き抜いてあげる作業が紙に書き出すことなんだろうと思う。このブログもなんだか少しずつ慣れてきて、普段頭の中に適当において散らかしていた思考をまとめるのに良いツールなんだと気がついた。精神衛生上なんだか良い感じがするし、自分としては肩の力を抜いて、推敲し過ぎないで書いているのに、たまにコメントやツイートで褒めてくれることがあるとラッキーな感じがしてとても嬉しい。皆様にお世話になっています、ありがとうございます。

長々書いたけれど、気持ちは波なんだと気がついて、今自分がどんな状態なのかひきで見られる場面がたまに出てきたことがここ数年くらいの成長なのだと思う。出来上がった文章を見ると、さも自己管理上手な人間に思われてしまうかもしれないけれど、実際全然でまだまだグダグダです。落ち込む時はガッツリ落ち込むし、頭で分かっていてもできないことばかりだ。

誰かに何かをアドバイスしたいわけでもなく、上からでも下からでもなく、ただ自分が思った書きたいことを書いてみた。

ここまで読んでくださいましてありがとうございます。ご心配された方がいないと良いのですが、私は忙しいけれども元気めでやってます。妻が選んでくれた新しい家への引っ越しが楽しみ、だけど明日歯医者でほんのちょっとした追加治療があることは憂鬱😅







2020年10月26日月曜日

[10] 4言語を操る妻のルーティーン

 これは大袈裟にいっているわけじゃなく妻を天才だと思っている。色々すごいところがあるのだけれど目立ってわかりやすいのが卓越した言語力だ。今日はひたすら褒めまくります笑 タイトルに関わる話は後半です。

妻は上海で生まれた中国人。中国は広大なのでそれぞれの地方に方言があるのだけれど、これがもう方言というレベルじゃない違いがある。もう異言語なのだ。

上海語を喋っても四川の人には全くわからないし、四川の現地の言葉を使っても上海人にはわからない。

上海で生まれた赤ちゃんは、親が地元の人の場合は上海語で育てられる。妻はそのケースだ。次第に言葉を覚え使えるようになった頃、幼稚園へ入園。なんと幼稚園では全国の標準語で教育されるのだ。これを経て上海語+標準語を習得している。

私の義母は中学校の化学の先生なのだが、英語教育に熱心な方で妻に3歳から英語を学ばせていたらしい。ところで英語名という言葉を聞いたことがあるだろうか?日本人の人はほとんどつけることはないが、中国の人はよく、英語を使うときの名前を決める。名前の発音が欧米の人にとって難しいことが主たる要因なのではないかと思う。そこで妻が教科書から適当に選んだ名前がLucyだったわけだ。

彼女の英語は発音がとても良い。新妻免疫塾の動画は何本か英語版を出しているのだけれど、1本目の自分と2本目の彼女の英語を比べると顔から火が出るほど恥ずかしい笑

聞くと入念なトレーニングを受けたようだ。音読の宿題を出されて練習の成果を録音して提出。それに対して厳しいチェックが入り、何度もやり直す。やっぱりこれが一番上達の近道なんだと思う。

そして最後は日本語、高校を卒業して筑波大学に入学。しかし英語で行われるコースに入ったから最初の3年はほとんど話せなかったらしい。卒業研究のラボをあえて日本語主流のラボにしたことで、日本語を上達させたといっていた。本人曰く、年単位で日本にいるのに全く喋れない自分が恥ずかしかったらしい。

日本語の吸収はとにかく日常会話からだったらしい。単語帳を一生懸命ではなく、その時に出てきた言葉・音声を誰が・どんな風に・どんな時にと紐付ける。きっと赤ちゃんが言語を覚えるときのような感じだろう。それでどんどん吸収して、あるとき飲み会で酔っ払って日本語を突如喋り倒したらしく、ラボメンバーたちに仰天されたらしい。

日本語習得の話に関しては特に才能の域なのではないかと思う。日本語の発音も素晴らしく良いので少ない頻度で日本人に間違われる。

本人曰く、言語習得には耳が大事だとのこと。耳で聞いた音を再現する。言語によって喉の使い方は異なるのだけれど彼女はそれに忠実なので、言語によって声が違うのだ。これは自分が下手くそなので憧れるところ。

子供の時に合唱をやっていたことがこの能力の育成に関係があると思うと言っていた。ぜひいつか子供ができた日には合唱を習ってほしいと思う・・。

ここまで天才エピソードを書いてきたが、タイトルのルーティーンについてが大切なところ。彼女はとにかく調べるのだ。もしくは聞く。そして自分ですぐ使ってみる。

とてもシンプルな努力を絶え間なく続けている。才能はもちろんなんだけど、これが根幹なんだと思っている。

例えば「承りました」という表現にであったら、「うけたまわりましたって?」とすぐさま聞いてみる。そして私が意味を教えると。その場言ってみたり、数日以内に使ったりしている。

時には発音できるくせにわざと「うけままりました」なんてふざけたりもする。きっとこれで私が笑ったり突っ込んだりするとさらに記憶に残ってるんだろうなと思う。

耳で聞く分にはかなりの語彙力を持っているので、最近は難しい言葉を聞かれる時が出てきた。一緒に最近「鬼滅の刃」をみているのだけれど、「仰せのとおり」って何?と聞かれた時には戸惑ってしまった。この言葉を使う状況なんてないのだろうけど、きっとそのうち妻はふざけて「仰せのとおり」って突然言い出すんだろうなと思っている。





[9] 味

 麻酔を受けて鎮静をかけられ、体感数秒後には6本の歯を失った。あの人生の空白に何が行われていたのか今でもとても気になる。あの感じは、酩酊で記憶を失ったのとも違う。人生の物語が突然また再開したみたいな感じ。

歯を失ってからというもの、歯について頭から離れることはない。下顎の大きい臼歯がなくなって、食べ物を口の中ですりつぶすことが困難になり、味について気がついたことがあった。

ある日妻と日本スーパーに行って、寿司がパックで売っており二人でどうしても食べたくなっった。ウキウキして食べてみると、これが全くおいしくない。刺身を食べた時に感じるあの独特な油が滲み出る感じがないことに気がついた。

肉類も同様。自分は肉が大好きなのだけれどやっぱりなんだか味が物足りない。

こうした食材は臼歯によるすりつぶしがあってこそ、味わいが生まれるのだと気がついた。

一方で、スープは当たり前のことだがその影響は受けにくい。具が少ないスープであれば、味は一直線に感じられる。

味のハーモニーと言った表現をするリポーターがたまにいるが、舌が繊細な人はこうした咀嚼の段階で変わっていく味の変化にも気がつくのかなぁとふと思った。


こういった状況で助かるのが、中国のおかゆが大変美味しいことだ。雑炊はともかく、お粥って妻とお付き合いを始める前はほとんど食べたことがなく、病人食のような印象を受けていた。

しかし中国ではお粥は朝ご飯の定番中の定番で、物凄い種類のお粥がある。そして夜ご飯で余った食材などは、なんでもお粥に変えられちゃう。

遠くない将来、タピオカブームのように、日本でお粥ブームが訪れるような気がする。

2020年10月25日日曜日

[8] 「はじめて話す感じがしません!」

初対面の人と会話するのは緊張する。顔も声も知らない状態なら尚更だ。

発信をはじめてからというもの、初めましての方と会話する機会が沢山あった。記者の方、出版社の方、テレビ・ラジオ番組の方、新妻免疫塾の視聴者の方々・・・・などなど。


自分は声が低いのと、大学時代にやっていた塾講師のバイトで学んだ緊張を隠す技術を身につけているのであまりバレにくいのだが、初対面の人と話す時はいつも内心めっちゃくちゃ緊張している。

なぜか?と考えた時に、相手がどんな顔でどんな声か、どんな時に笑うか、どんなことが好きか・嫌いか、という情報が無いからなのかなと思った。

一方で最近頻繁に言われるのが、「はじめて話す感じがしません!」である。最近はじめて話す多くの人が事前にYouTubeの動画を見てくれているので、新妻耕太がどんな人物かという感覚を持っているようだ。


相手方からは「やっぱりこんな感じだ!」という答え合わせできて安心した表情が見て取れる。知ってくださっていて嬉し恥ずかし、さらにこの現象はとても面白い!

というポジティブなイメージのみを持っていたのだけれど、ブログを書いている内に、

これって、もう第一印象の形成が終わっちゃってるのか

ということに気がついた。SNSの発達によって誰しもが情報発信できるようになった時代、仕事をする上でその人の発信を事前確認するのが当然になりつつある。今まで無我夢中で考えもせずにここまできたが、publicに誰もがアクセスできる場所に、自分が何をおくのか、というところは意識しなければならないと思った。

研究も信頼も、1つ1つの積み重ねである。


2020年10月23日金曜日

[7] 再現性を確認する

 サイエンスで最も大事なのが再現性だ

つまり、同じ実験を同じ手順でやって同じ結果が出るということ。

生物学は”なまもの(生物)”を扱うので色々難しいのだけれど、人も研究室も変わっても再現性がある現象が当然ベストで、それを見出したい・実現したいと常日頃思っている。

ビギナーズラックという言葉はちょっと意味が違うけど、1回目の実験はなぜかいいデータになりやすい、と思っている研究者は少なからずいるような気がする。



自分は免疫学の研究室に入った大学生時代、最初に与えられた研究テーマがモノクローナル抗体の樹立だった。実はこのモノクローナル抗体作り、外注で行うことができることも相まって、意外と基礎免疫学の領域でも若い世代の研究者でやったことがある人が少ない。

YouTubeの動画では、体の中の防衛システムの1つとして抗体を紹介した。1種類の抗体は1種類だけの抗原にしか結合しない。これを特異的な結合と表現する。(特異性をわかりやすく説明するのに登場するのが、鍵と鍵穴の説明だ。)

研究者たちは、この抗体の特異性を利用して実験としてのツールとして使っている。免疫学者だけでなく、生命科学に関わる大半の人か何かの実験で抗体を使ったことがあると言えるほど抗体はありふれたツールなのである。(またいつかどこかで詳細に解説したい。)

たった1種類、幸運に恵まれて作製に成功した新規抗体のおかげで自分は博士号をとることができた。



もう抗体作りは一生しないと思ってアメリカに来たのだけれど、色々なきっかけがあってボスから背中を押され再開した。研究の内容は秘密にしなければならないので詳細は述べないけれど、最近難しい抗原達に対する抗体作りに挑戦している。

抜歯の直前に、ある程度希望に近い抗体が1つだけできていそうな結果が出た。960個から選び出してきた、たった1つだ。

5年前の自分ならここでアゲアゲに喜んでしまうのだが、最近は「お♪」くらいにして平常心に戻す心がけをしている。なぜかというと、何度も何度も何度も何度も、「再現性」に苦しめられてきたからだ。さらにはその時には失念していて見過ごされていた事実や、その後の新たな着眼点により、やっぱりいまいちだね、となったりすることだってあるあるだ。

今日は、とりあえず休み前に取れたデータの再現性がとることができた。ひとまずは安心。

でもまだまだ確認しなきゃいけないことは将来あるし、ちょっと喜んで、また次へ。

一歩ずつ、一歩ずつ、前へ、前へ。


2020年10月22日木曜日

[6] 人生初のラジオ出演の事前収録中に吠えた彼

吠えるという漢字を変換してみて初めてその成り立ちを認識した。口へん?に犬、そのままだ。

YouTubeを視聴してくださっている方だったらお分かりだろう、うちのハク君(マルチーズ)がガッツリ吠えてくれた笑

依頼内容は質問に3分程度回答するサイクルを4回。彼が吠えたのは3回目のサイクルの一番乗ってきて内容が難しいところだった。

担当の方、すみませんでした。笑ってくれたけど、きっと集中を阻害したに違いない汗


J-Waveの番組「JAM The World」にてCASE FILEというコーナーがあり、出演のお声がけを頂いた。NewsPicksとのコラボ企画で、ニュース解説をしているプロピッカーとしてノーベル化学賞の基礎的解説をして欲しいとのご依頼。

ゲノム編集に関しては技術の恩恵を受ける場面はあるものの、自身で使いこなしているわけではないので専門家としての意見を!という重い役割ならお断りしようと思ったのだけれど、基礎の解説という話だったので緊張しながらお引き受けした。

(ところで、新型コロナウイルスの報道でも取り沙汰されている「専門家」という表現、なんとも曖昧で難しいと思いませんか?キャリアの短い研究者としていつも悩まされます。)

先に質問を4つ頂いて、それに答えるスタイル。一人しゃべりなので事前にざっと原稿を用意したのだが、お題を頂いていると書き進むのが早いなぁと感じた。

新妻免疫塾の本を書いている経験と、同じ話題でライブ授業をした経験があったことも大きいと思う。

       文章を書くにあたって、先にクエスチョンを設定し骨格を作ること。

          いいアウトプットは繰り返しから生まれる。

という当たり前のことを経験として学べた素晴らしい機会だった。

やっぱり最強なのは継続と積み重ねだ。億劫で面倒なことから目を背けてはいけない。

研究論文やグラントも、実力のある研究者たちは素晴らしいものを短時間で仕上げるが、これも継続と積み重ね。経験が少ない時に全然書けないのはみんなが通る道!と自分を励ますために信じている。

上記の学びは文章で書くといかにも聞き古した表現だが、頭でわかって行動に移せる人はとても優秀なわずかな人であって、自分はそうではなく、「痛みで知らないと、行動にうつせない」非常に不器用な人間だ。

3月から色々なアウトプットを続けてきて、たくさん痛みを得たからこそ、行動が変わってきつつあるのかもと思う。

だけれど、痛みで知らないと行動にうつせない、というのは健康にはよくないことで、当然歯は抜いたら2度と生えてこない。知識を得て、行動に習慣にアウトプットしていかなければならないから若い頃に高い健康意識を持つのが難しいのだと思う。自分の今回の抜歯はしょうがない面もあるにしても、数年早く痛みのない時に問題意識を持っていたらアウトプットは変わっていたのかも(後悔しない主義なので自分は今とこれから先のことしか調べないようにしているが、似たような特徴を持っている方は今すぐに歯科に行って相談して欲しい)。

収録で一番心配だったのが声が出るかだったけれど、本調子ではないものの、一応なんとかなった。一生懸命に話すとき、口腔内の圧力が高まるということを、傷口の痛みから知ることができた。歯を抜いてからとかく学ぶことが多い。

歯の少ない中頑張って話した新妻の話を聞いてあげようという心のやさしい方は下記の情報をご覧ください。妻が買ってくれたYouTube用のマイクで音質にはなるべく気を使いました、Lucyありがとう!さすができる妻だ。

ゼロから知りたいリスナーの方を想定して、セントラルドグマの説明から4日間に分けて基礎中の基礎を学べるように工夫してみました。

J-WAVE81.3MHz) 『JAM The World
毎週月~金曜日:19時~21

内ワンコーナー『CASE FILE』(1930分~1935分)

OA
日:10月26日(月)~10月29日(木)

https://www.j-wave.co.jp/original/jamtheworld/



2020年10月21日水曜日

[5] 抜歯からの抜糸?

 6本抜歯から1週間が経過した。

今日は術後の最初の予約日だった、何をするのかはよくわかないまま口腔外科へ向かう。

左の下顎から3本、右の下顎から3本抜いているで、当然穴が連なって大きくなってしまう。治りを促進させるためか、その隙間はしっかりと糸で縫われていた。左腕の関節が外れたこと以上の大怪我をしたことがない自分にとって、糸で縫われるというのははじめての経験だった。

きっと今日行うのは、抜糸だろうとふんでいた。

多分次は抜糸だわ、と妻にいうと、こんなに抜いてまだ抜歯したいの!?と妻。

抜糸という言葉を聞いたことがなかったようでコントのようなやりとりを何度もしていた笑

人生初の抜糸、なんだか興味が湧いて、痛いものなのかTwitterで聞いてみるとご丁寧に多くの方が経験談を教えてくれた。

よしこれでイメトレもバッチリ!と車で口腔外科へ向かったのである。

アメリカではCOVID-19の発症者が増えており、歯科は難しい対応を迫られている。そこで対応としては事前の健康チェックに加え、到着したら車から電話でチェックイン、病院側の用意が整ったら折り返し電話が来て、クリニックに入るとすぐさま個室に案内される仕組みになっている。

まず対応してれたのが中年の白人女性の歯科助手さん。シリンジの先が細く長く伸びている新しいツールを授けてくれるとのことで、使い方を教えてもらった。

糸で縛られているので隙間は細いのだが、そこをシリンジでwashすると、これまで口をすすぐだけでは取れなかったゴミが取れた。こちらとしては汚くて恥ずかしいのだけれど、歯科助手の方は終始テンションが高くて、ゲーム感覚でやっているのでなんだかこっちも嬉しくなる謎の感情が沸き起こってきた。

そういえば、今日ってドクターは抜糸するんだよね?と聞くと、

邪魔ならそうするけど、その糸そのうち溶けてなくなるよ! と一言

ガーン

結構イメトレして、痛み止めもちょうどよく聞くくらいのタイミングできたのに飛んだ一苦労だった。溶ける糸なんてあるの知らなかったよ。文明の進化はすごいなぁ。

汚れとりゲームの最中、歯医者さん登場。シリンジを突っ込まれているのに、調子はどうだ?痛いか?などめっちゃ話しかけてくる。

フガフガしかいえない。すみません、シリンジとってください笑

傷口の様子は良好、ただし歯槽骨が歯茎を突き破って出てしまっている部分が見つかり、来週処置をすることに。抜糸後に歯槽骨が尖って出てくるのはままあることのようだ、どうりで痛かったわけだ。多分、来週やすりで削ることになりそう。

ということで1時間以上かかると思っていた診察は10分で終了、今日から新しいツールを使って傷口の清潔を保てるようになった。少しずつ前に進んでいる。

今日久しぶりにディスカッションしたら、声が出なくて驚いた。ここ1週間全然喋ってなかったからだ。

明日は最近依頼されたラジオの事前収録がある、ちゃんと声出るかな。準備せねば。



2020年10月20日火曜日

[4] モグラの話

Twitterのタイムラインで以下のツイートを見かけてクリックした記事が面白かった。 

ツイート

https://twitter.com/rei_nari/status/1318670092691861505?s=20

記事 なぜ8割のモグラは1年以内に死んでしまうのか?

https://dime.jp/genre/570939/


内容をここで明かしては面白くないので、ぜひ記事を読んでみていただきたい。めっちゃくちゃ面白かった。


このブログの読者の方は大半の方が知っている思うが、自分はYouTubeチャンネルを持っていて「ヅマの部屋」という怪しい名前の企画を持っている。名前はみなさんご存知、徹子の部屋のパクリだ。

記事に登場する多摩動物公園の熊谷岳さんのような方は一番出て欲しいタイプの人である。


この企画では、自分と妻が興味あるand/or尊敬している人をお呼びして、好きな内容を好きなだけ語っていただき、視聴者の方と一緒になって学ぶ。


自分が熊谷さんに興味がある理由は、その人だから持っている視点が、新たな発見に繋がり、新しい世界を切り拓いているからだ。


自分もそんな人間になりたい。


新しい発見をするにあたって、他の動物の飼育経験が役に立ったのか、幼少期の頃からの性格が役に立ったのか、はたまたたまたまの思いつきだったのか、誰かのアドバイスに忠実にしたがったのか、そしてどんな失敗があったのか限りなく質問が湧き上がってくる。記事には書かれていない裏エピソードが是非とも知りたい。

ヅマの部屋の好きなところが、好きなことを好きなだけ喋ってください、とお願いする点にある。こんな話が聞きたいという提案めいたものはするが、内容への干渉はほぼゼロである。えてしてスピーカーの話は長くなるのだけれど、それでも全然良いのだ。みなさん本気で喋っているから。そしてその顔がすごく良い。(若造が上からの表現のようですみません)


画面越しでも本気は伝わる。編集して淀みのない効率化された話よりも、つっかえながらも自分の言葉を絞り出している話を聞く方が僕は好きだし、その方が心に残る。面白がって話している人の話は本当に面白い。これほど充実した時間はない。この動画をみて、たった一人の人間の行動や心の持ちようが変わったら私たちのとっては大成功なのである。


次回は11月8日化学生態学がご専門の藏滿司夢先生、11月15日はバイオ系テクニシャン+漫画家のAyaneさん(+カンちゃん)にご出演いただきます。お楽しみに!

藏滿司夢先生 https://twitter.com/Tremibalia

Ayaneさん https://twitter.com/yuruyuru777


出演者の皆様に心から感謝申し上げます。

https://www.youtube.com/playlist?list=PLhZK0Os7ExEE3CKDJkddbG8rB4wmQETg2






2020年10月19日月曜日

[3] アメリカで6本抜歯して思ったこと

 体は消耗品である。5日前に歯を6本抜いた。

抜いたこの6本の歯は、今世で2度と戻ってくることはない。数ヶ月後にインプラントを2本うえて今後は生きていくことになる。


これまであまり大きな病気はしてこなかった。持病といえば小児喘息とアレルギー性鼻炎。どちらも苦しい思いはしたし、するが、何かを失うという類のものではなかった。

(ちなみに免疫学研究者は、普通よりアレルギー持ちが多い気がする)


歯を失ったことは残念なことではあるのだけれど、自分としては学んだことの方が多いところがあり、実はそんなに落ち込んでいない。ニュー新妻の始まりだとさえ思っていたりする。


学んだことをざっと挙げてみる。

アメリカの医療費はとても高い。これは明らかに虫歯だ、と気がついた時に自分はとっさに妻に謝った。地獄のように高い家賃に対して、博士研究員の給料はわずか、経済的には恵まれていない状況にある。しかし妻からしっかりと怒られた。「こうゆう時のためにお金貯めてるんでしょ、申し訳ないと思う気持ちが全く意味わからない」嬉しかった。多いなる学びだった。



アメリカで病院にかかるという経験を得た。日本語でも病院にいくのは億劫なのに、英語となるとその気持ちは何倍にも膨れ上がる。普段話し慣れないことを話さなければならないので鬱々とするし、そもそも予約の壁が高すぎる。

なんやかんやで、自分の歯科保険の内容を理解して、電話で予約をして、歯医者さんと話して質問や意思決定をしてと、色々な新しい経験をした。いつもちっぽけな恥ずかしいという謎の気持ちが邪魔をする、今回も現れたがなんとか蹴飛ばした。いつになったらこの謎の感情とお別れできるのだろう。


困ってますシグナルをしっかり出して、ガッツリ助けてもらった。Stanford大学にはEnglish in actionというプログラムがあって、大学側が私たちのような非アメリカ人とネイティブスピーカーとを仲介してくれ、おしゃべりしながら英語やアメリカ文化を学ぶ機会を作ることができる。1年目の時だけ参加していて、なんと自分のパートナーは元歯医者さんで、Stanford大学で客員教授として解剖学を教えている先生であった。歯医者を選ぶにあたって、彼の意見や、自分の研究室のボスの意見を聞いた。また友人の奥さんが歯医者だったので不安なことに関して質問に乗ってもらったりもした。大学で働いていらっしゃる日本人の麻酔科の先生からは、大学で手術なら私麻酔しますよ!なんて連絡がきたりもした。もうその気持ちが嬉しすぎて感謝しきれなかった。自分は昔から人に頼るのがすごく苦手でいつも避けようとしてしまうのだが、以上のことをできたのは自分にとっては成長だった。こうゆう力のことを受援力というらしい。これ大事、自分の成長課題です。


色々面白かった。今回の虫歯、慰めもある程度あるのかもしれないが、歯医者さんからは清潔を保つのが不可能な歯並びだからしょうがない、と言われた。12歳臼歯が横になっていて、親知らずはきちんとはえているのはかなり珍しいようで、歯科助手の方が驚いていた。

「こんなの見たことない!きっと歯医者さんにとってはexcitingなはずだよ!」と言われたのが面白かったし、事実歯医者さんが速攻で「interesting! 」 と言ったのが面白すぎた。

アメリカの歯科は細分化されていて、普通の歯医者さんに行った後はすぐに口腔外科にまわされた。新しい病院にいくたびに登録をしなければいけないのだが、名前の記載をするさいに、Mr.とかMs.とかを選ぶところがある。実はこの中に Dr. が入っている。これは医師だけでなく博士号を持つ人もまるをしていいのだ。何の気なしにこれを選んだら、歯科助手の人や受付の人からひたすら「ドクター新妻」と言われ続けて恥ずかし面白かった。自分は小柄なアジア人な上に割と童顔な方なので、歯科助手の人からは「こんなに若いのにドクターなの!?」と驚かれて面白かった。

ちなみに12歳臼歯という表現についてTwitterで子供じゃないんだから専門用語使え、というリプライがあって驚いた。何か辛いことでもあったのだろうか、世の中には色々な人がいるなと再確認する経験にもなった。

当日手術をする時に、意識を失う麻酔が初めてなことに緊張していたら、こんなの酔っぱらうのと一緒ですごく楽しいのよ!とノリノリで言ってきた助手さんも最高、手術前にかける音楽のリクエストがないか聞かれたのも非常に面白かった。

麻酔はすごい、点滴されてから目が乾くほどギラギラに目を開けて、「まだ起きてるから始めないでね!!」アピールを猛烈にしていたが、そんなのせいぜい数十秒だったようだ。体感1秒で施術は終了。しかし1時間以上たっていた。この間自分の身に何が起きていたかを何も知らないって、なんと不思議なことだろうか。麻酔作った人本当にすごい。そして施術の後は若干テンション高かった。ここ数年しっかり酔っぱらうことってあんまりなかったから久しぶりの感じ(自分は酔うとテンションが上がるタイプ)。

抜いた歯は全部もらった。バラバラになっているものもあったが、6本分となると結構な量。Teeth fairy が実在するなら結構お金もらえると思う。

もちろんお金はもらえるどころか、当然払う。保険で80%カバーが入って払ったのは550ドルくらい。良い保険のようでよかった。


ずーっと悩んできたこの歯並び、歯の磨き方も色々工夫してきたけどやっとその悩みの種が無くなる。それに関しての喜びが結構大きい。実は渡米の半年前、歯医者には行って相談していた。矯正歯科にも行ったのだが、これは直すのに年単位かかるので今できることはありません。できるだけ清潔を保って、貯金して、日本に帰ってからやるのがいいでしょうね、と言われていたのだ。


将来外国で働くことを考えている方は、高額な治療だったとしてもなるべく不安は解消してから海を渡ることをお勧めします。直接会ったことがある人もない人もたくさんの人にご心配をおかけしました、やさしい言葉をかけてくださったみなさん、ありがとうございます。

痛み止めがガッツリ効いているタイミングでこれを書いたので、結構ポジティブな内容になった笑。まだ痛いときはめっちゃ痛いし、うーうー言っています。細胞達、頑張って素早く組織修復してくれ。













[2] 社会との関わり

 ここ数日は痛み止めが切れて目が覚める日々が続いている。今日は何故だかまだそんなに痛まないのに突然目が覚めてしまった。


こうゆうときに息を吸うように言語化できないかと思ってさっとブログを書いてみる。

クオリティーは気にしない、推敲はしすぎない、感覚でもいいから置いておく。


発信をするようになった3月から痛感することがある。

社会と関わっている

という感覚だ。分野にもよるかもしれないが、基礎医学研究者の生活はかなり閉じている。毎日同じ研究室に通い、同じような顔ぶれしか見ないという生活をもう10年近く続けている。


こうした生活を続けていると研究が人生の全てになってしまう。それはいいことでもあって悪いことでもある。いいところと言えば集中だろうか。没頭する、というところが研究には不可欠で、それだけにただ一生懸命になるからこそ世界で初めての発見につながるし創造ができる。(研究は新しいことを発見することなのだけれど、create創造 だと自分は感じている、なんでかはまだ言葉にできない)


一方で、研究という活動は社会全体のほんの一部であるという感覚を得にくくなる面があるように思う。このことを頭ではわかっていたとしても、体感にまでつなげられている人はあまり多くないような気がする。特に自分のように研究室にしかいたことがない人。


自分はずっと研究室にこもって来て、とかく社会のことをなんにも知らない。お金をもらって働くことを、社会人と定義するのであれば、まだ自分は社会人3年目と言えるのだけれど、それが言い訳にならないほどなんにも知らない。


視聴者・フォロワーの皆さんや、発信での活動を通して関わる人々との交流がとても学びにつながっていて、人間としての成長につながっているように思う。


人間生物学というカテゴリーに長く身を置いてきたが、人間学の扉の前にやっと立ったような気がしている。


そもそも社会ってなんなんだろう、人が三人集まったら社会がはじまる、という表現も聞いたことがあるが、まあ今日はいい。ここまであまりストレスなくさっと書けたのでこの記事はこの辺で。

2020年10月18日日曜日

[1] 言語化の練習

人生二回目のブログ、「言語化の練習」を立ち上げました。

新妻耕太といいます。スタンフォード大学で博士研究員として免疫や幹細胞の研究をしています。

2020年(僕にとって20代最後の年)はとてつもない変化が起き続けている年である。
下記に大きかったイベントをざっと並べてみる。

    新型コロナウイルス感染拡大による行動制限
    ウイルスと免疫の基礎を学べる動画教材の公開
    動画が山中伸弥先生のウェブサイトにてリンク掲載される
 NewsPicks記事監修・番組出演・プロピッカー就任
    とくダネ!に1分間出演
    身に余る場所でのセミナーいくつか
    SNS医療のカタチ出演
    Twitterフォロワー1万人突破
    予防医療普及協会で堀江貴文さんと対談
    YouTubeチャンネル登録1万人突破
    書籍出版予定
    6本抜歯
    ラジオ出演予定
    引越し

盛り沢山だ。茨城の田舎とアメリカの田舎(シリコンバレーは実は結構田舎)でひっそり暮らしてきた人間にはスポットライトが明るすぎて目がチカチカしている。

上記の活動を通じて痛感した自分の弱点が、とにかく「書くのが遅い」、つまりは言語化が下手くそということである。

結構長い間日本語で本気で文章を書く経験が少なかった。大学は卒業論文がなかったし、大学院に入ってからは基本的に英語を使っていた(かといって英語のレベルもまだまだなのでこれも課題)。きちんと書いたのは数回提出した学振や助成金の申請書程度だったと思う。

ざっと書くのが下手くそでチマチマ消しては書き、消しては書きしてしまうのが1番の弱点である。

この弱点が如実に苦しみにつながったのが、書籍の執筆だ。東京図書の編集部の方から、YouTubeの動画をもとに出版しませんかとお声がけいただき、理念がマッチしたのですぐさまはじめたものの、脱稿に至るまでの苦しみは予想以上だった。

この経験を機に、文章をアウトプットし続ける場が必要だろうと思うようになった。

このブログでは、自分の苦手意識を脱却するため、自分が何を考えているか備忘録として残して置くことを目的に書き続けていけたらと思っている。

変に肩肘はらずにゆったりとやっていければと思いますので、よろしくお願いします。